超暗記法

右脳を使ったイメージ法
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右脳を使ってイメージを関連付ければ、強力な記憶の助けとなる

イメージ法とは、覚えたい知識を頭の中で映像としてイメージしながら覚える暗記方法です。これにより覚えたい知識とそのイメージが関連付けられます。

多くの方は記憶するとき、文字や言葉を処理する左脳を中心に覚えていこうとしますが、これに加えイメージ(映像)を処理する右脳も使いながら覚えていけば、さらに記憶力はアップするのです。

イメージ法の具体例

例えば栄養学の基本である、

  • 3代栄養素は糖質、タンパク質、脂質の3つである。

を覚えるとしましょう。
このとき具体的に頭の中でイメージしていきます。

例えば私がイメージ法で記憶するなら、食パン・卵焼き・バターを思い浮かべます。食パンは糖質で、卵焼きにはタンパク質、バターには脂質が多く含まれているからです。

簡単な例で紹介しましたが、学校で勉強する日本史や世界史などを覚えるときも同じです。ただ教科書に書かれている文字をそのまま覚えていくのではなく、そこにイメージを付加して記憶していけば、忘れにくくなるのです。

エピソード記憶として覚えればより効果的

さらに、イメージはエピソード記憶として覚えておくと効果的です。

エピソード記憶とは、自分が過去に経験した事実を伴う記憶です。例えば修学旅行の思い出や部活動の試合など、実際に自分の経験した記憶がそうです。

エピソード記憶は忘れにくく、思い出しやすい性質があります。これを利用してイメージは出来る限り自分の経験と結びつけたものを思い浮かべると良いのです。

例えば先程例にあげた、

  • 3代栄養素は糖質、タンパク質、脂質の3つである。

を私がエピソード記憶を使ったイメージで覚えるなら、朝食で食パンを焼いて、バターを塗り、卵焼きをのせて食べたイメージを思い浮かべます。

このイメージは空想ではなく、実際に過去に私が経験した出来事(エピソード記憶)なので関連付けがより強固になるのです。

もちろん、自分の経験したエピソードを結び付けられない場合は無理にする必要はありません。そのときは空想のイメージを思い浮かべてください。

ただ、空想のイメージであってもより具体的にイメージすることで、擬似的にエピソード記憶を作り出すことができます。

まとめ

覚えるときは左脳(文字情報)だけでなく、右脳を使ってイメージを関連付けておくと忘れにくい記憶となる。 さらに、そのイメージの内容は過去に自分が経験したエピソード記憶を使うとより効果的。

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