超暗記法

音読法は暗記するために効果的な方法
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本気で記憶したいなら音読して損はない

音読法とは、誰もが知る教科書や参考書を声に出して読む方法です。

音読は感覚記憶を短期記憶に変えるための有効な暗記方法であるのはもちろんのこと、単純な記憶効果も期待できます。音読なんて小学生のようでばかばかしいと思うかもしれませんが、そこが落とし穴です。

以下効果的な理由を2つ挙げます。

人は目よりも耳の記憶力が良い

人は視覚(目)で覚えるよりも、聴覚(耳)を使って覚えたほうが記憶できます。

例えば、あなたも好きな歌の歌詞をよく覚えているはずです。これは、歌詞をメロディと一緒に記憶しているからです。もしメロディなしに歌詞を暗記するとしたら大変苦労するでしょう。

小学校や中学校の国語の授業で、詩を暗唱したときのことを思い出してみてください。なかなか頭に入らず、覚えるのに苦労したのではないでしょうか。そもそも目のみで記憶するのは難易度が高いのです。

音読は記憶力をアップさせる

音読すると記憶力がアップすることが知られています。

こんな実験結果があります。
小学生に2分間でいくつの単語を覚えられるかテストしたところ、音読させたグループのほうがそうでないグループに比べ記憶力が良くなったのです。

これは音読することで脳の前頭前野が活発化し、記憶に良い影響をもたらしたからです。

まとめ

音読は暗記に効果的な方法。

実際に試してみるとわかりますが、文章を目で追うだけに比べ集中力は増しますし、頭をよく使えていることが自分自身でも実感できます。覚える対象に出来る限り注意を向けるためにも、ぜひ音読を取り入れてみてください。

【耳栓を使う】

音読効果をさらに引き上げるために、耳栓するという方法があります。

耳栓をしながら音読すると、そうでないときに比べ自分の声がよく聞こえるようになります。その結果、声に出したことを自分の耳でより深く聴けるようになるため記憶効果が上がるのです。

また、耳栓はこんなときにも活用できます。

図書館や学校など、周りに人がいて大きな声で音読すると迷惑がかかる場面。耳栓をすることでほんの小さな声でも音読できるようになります。(耳栓でなくても、手で耳を塞ぐだけで十分効果を発揮します。)

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