超暗記法

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短時間で忘れない記憶を作る方法とは?

当サイトで紹介する暗記方法は、以下の図で示す記憶のメカニズムが基本となっています。

この記憶のメカニズムを知れば、

  • 短時間で忘れない記憶を作る方法

を理解することができます。

暗記する=長期記憶にすること

そもそも暗記するとはどういうことでしょうか?私は、「暗記=長期記憶にすること」だと考えています。

記憶には大きく分けて短期記憶と長期記憶があります。短期記憶とは、一時的な記憶であり、時間の経過とともに忘れてしまう記憶。長期記憶とは、一度覚えたら長い期間忘れない記憶です。

あなたはどちらの記憶を望みますか?

想像してみてください。

例えば1か月後、英単語のテストがあるとします。あなたはそのために今日すべての英単語を覚えたとしましょう。そして1か月が経ち、あなたはテストに臨みました。

このときあなたは、

「あれれ?1か月前に暗記したはずの英単語が思い出せない・・・」(短期記憶)

となりたいか、

「1か月前に覚えた英単語でもすいすい思い出せる!」(長期記憶)

となりたいか、どちらでしょう?
当然後者の長期記憶を選ぶはずです。

つまりいくら一生懸命暗記しても、それが短期記憶(一時的な記憶)では意味がないのです。まずは「暗記する=長期記憶に定着すること」がゴールだと覚えておいてください。

長期記憶にするための3段階

覚えた知識を長期記憶にするには、以下3つの段階を踏みます。

1、感覚記憶
感覚記憶の図

今この瞬間も、あなたの脳には膨大な情報が入ってきています。

車やエアコンの音、人の話し声、風景、文章、マウスの感触など、目、耳、手などの感覚器官をとおして様々な情報が溢れんばかりに脳へ入ってきます。

当然すべての情報を脳が記憶していたら、数分でパンクしてしまいます。そのため、あなたが意識を向けた情報以外は削除されます。意識を向けた情報のみ、次の短期記憶へと移行します。

2、短期記憶
短気記憶の図

あなたが意識を向けた情報はこの短期記憶の段階へやってきます。

しかし、まだ油断してはいけません。あくまで短期記憶(一時的な記憶)です。このまま放置していれば、すぐにまた消去されてしまいます。

短期記憶として情報が記憶に残っているうちに、「思い出す作業を繰り返す」ことで脳はこの情報を長期記憶へ移行します。

3、長期記憶

これで情報が長期記憶として定着されました。半永久的な記憶として脳に刻み込まれているため、ちょっとやそっとのことで忘れることはありません。

まとめ

つまり、短時間で忘れない記憶を作るための暗記方法とは、

  • 1、覚える対象に出来る限り意識を向ける。(短期記憶になる)
  • 2、短期記憶に留まっている間に、思い出す作業を繰り返す。(長期記憶になる)

この2つの作業を出来る限り効率的におこなうことを意味します。

では実際にどんな覚え方でインプットしていけば良いのか、暗記の仕方にて具体的に紹介していきます。

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